最近の出来事RESENT REPORT
2015(平成27)年度
平成28年3月22日に学位記伝達式が挙行され,7名が法務研究科を修了しました。
来賓として,金沢大学法曹会会長 久保雅史先生,金沢弁護士会会長 西村依子先生,金沢大学法科大学院支援委員会委員長 犬塚雅文先生,の3名の先生方にお越しいただき,祝辞を賜りました。
引き続き,修了生,教員,来賓の先生方を交え修了祝賀会が催され,修了のお祝いととともに,司法試験へ向けての激励やアドバイスなどが送られました。
また,同日の午前中に挙行されました金沢大学学位記・修了証書授与式において,本研究科の池野慎哉さんが,大学院生の総代として答辞を読み上げました。
本研究科修了生である竹内克昭弁護士、および石川労働局労働基準部監督課長池田成夫氏をお招きし、就職支援講演会を開催しました。講演では、竹内弁護士より弁護士の仕事とその魅力、池田氏より労働基準監督官の役割、その職業としての魅力などについてお話いただきました。法曹の具体的な業務を詳しく知るだけではなく、普段なかなか聞くことができない職業に関して多くを知ることができ、法的素養を持つ法科大学院修了生の職域拡大に期待が持てる有意義な講演会でした。
新2・3年生を対象とした平成28年度前期授業科目ガイダンスが開催されました。ガイダンスでは、各科目担当教員から前期の授業内容や進め方、学習のポイントなどの説明がありました。また、予習課題などの資料も配布されました。学生はこれをもとに4月開講の授業に向けて予習をすることになります。
平成28年3月31日をもって停年退職される田島純藏教授の最後の授業(民事法総合演習Ⅱ)が行われ,受講している在学生のほか,これまで田島教授の指導を受けてきた多くの修了生も聴講に集まりました。
終了時には,在学生から花束の贈呈が行われました。
9月23日(水)に、法務研究科において、金沢大学ロースクールAT基金司法修習助成金給付通知書伝達式が行われました。
これは、金沢大学ロースクールAT基金より、これから司法修習が始まる平成27年度司法試験合格者が13か月にわたる司法修習において生活・勉学環境を維持するために給付されるものです(助成金額は修了生ごとに50万円〜100万円)。
伝達式に参加した修了生一人一人に、AT基金委員会代表者である佐藤研究科長より、給付通知書が手渡されました。
「司法試験合格者との懇談会」が開催され、今年度、本学から合格した方のうち、5名の方にご出席いただきました。懇談会の前半では、合格者から在学時の勉強方法,お薦めの参考書、司法試験の体験談等についてお話しいただきました。
その後、部屋を2つに分けて学年ごとの懇談会に移行し、より詳細な質疑応答が行われました。さらに、在学生等が各部屋を自由に移動して、直接お話を聞きたい合格者との懇談する場が設けられました。合格者の方々のお話は、いずれも在学生にとって、今後の学習計画立案のために、非常に参考となるものでした。
懇談会後には合格祝賀会が盛大に催され、司法試験合格を祝福しました。
合格された皆様の今後のご活躍を祈念します。
学生全員の参加のもと,後期に開講される科目の授業の内容,予習,その他注意事項等について,各科目の担当教員からシラバス冊子などに基づき説明がありました。また,予習課題等の授業資料なども配付され、学生はこれをもとに後期の授業に向けて準備をすることになります。
本研究科と連携協定を締結している加賀市議会の議会報告会におきまして,舟橋准教授が「法律と年齢-選挙権年齢の引き下げを契機として-」というタイトルで講演を行いました。
公職選挙法等の改正により選挙権年齢が18才となったことで関心を持つ人が増えてきた「法律における年齢」というテーマを取り上げ,議会報告会に出席した約80名の市民に対し,歴史的,諸外国の状況を概観し,民法上の成年年齢,少年法の18歳と19歳の取扱いに関する議論などを紹介しました。
6月23日(火)に平成28年度本学法科大学院進学説明会を、本学(角間キャンパス)人間社会第2講義棟4階演習室において実施しました。
参加者には,本学法科大学院案内パンフレット,入試募集要項等をお渡しし,それらをもとに,(1)本学法科大学院の基本理念,カリキュラムの特徴,および(2)平成28年度入試の概要について説明しました。また、本年度より導入された給付制の金沢大学大学院法務研究科奨学金についての説明も行いました。説明会終了後,法務研究科図書室,自習室,法情報実習室,討論室等の法科大学院内の諸施設の見学会も実施しました。
平成27年度は入学者4名が給付者に決定しました。修了までの3年間または2年間、毎月5万円が金沢大学より給付されます。(標準コース生全額180万円、短縮コース生全額120万円)。研究科長より、「法務研究科初の給付生であり、3年ないし2年の間、法律の専門職大学院生の名に恥じないように学修に励んでほしい」との言葉とともに、決定書が各学生に手渡されました。
金沢大学法曹会から学生にコピーカードが贈られました。
金沢大学法曹会から,久保雅史会長,松田光代弁護士,犬塚雅文弁護士にお越しいただき,コピーカード贈呈式を執り行いました。
久保会長からは「金沢大学法科大学院を,OBとして支援します」とのお言葉を頂戴しました。
翌5月8日(金)には,佐藤研究科長から各学年の代表者に対し,贈呈式を行いました。
金沢大学法科大学院は,金沢大学法曹会から,日頃より,多大な支援を頂いています。
郷原信郎氏(弁護士・元検事)による講演会「政治・経済事犯における検察の捜査・公判と戦略的弁護活動」を開催しました。日本の刑事司法における検察の位置づけとその変化について、さきごろ第1審無罪判決が下された美濃加茂市長事件の捜査・公判過程や、導入が検討されている日本版司法取引などに言及しつつ、分かりやすく説明して頂きました。(法学類福本准教授記事)