最近の出来事RESENT REPORT
2024年度
法務省より令和6(2024)年司法試験の結果の発表があり、本学法学研究科法務専攻(法科大学院)修了生及び在学生からは、受験した16名のうち、修了生3名及び在学生1名、合計4名の方が合格されました。合格者の皆様には心よりお祝いを申し上げます。
本学法科大学院では、来年の合格を目指される方に対し、引き続き可能な限りの支援をいたします。
2024年11月6日 法務専攻長 宮本誠子
金沢大学法科大学院では、組織内弁護士の活動や企業における法実務、地方自治体の立法活動を実際に体験しながら法の実際を学ぶインターンシップを実施しています。
今回、9月18日~24日(土日祝日を除く4日間)、加賀市議会の協力のもと、「加賀市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正」を題材としてインターンシップが実施されました。この4日間で、法科大学院での普段の学習とは異なった実務的な視点から、条例作成における首長と議会の関係性を深く学ぶことができました。
9月11日(水)、令和6年度後期授業科目ガイダンスが開催されました。はじめに、全体に関する注意事項として、履修・学生生活上の注意事項等、図書室及び自習室の利用などについて説明がありました。また、司法試験CBT化の情報提供がありました。その後、授業科目ガイダンスでは、各科目の担当教員から、授業の内容や進め方、学習上の留意事項などについて説明がありました。学生は、今回のガイダンスを参考に履修計画を立て、授業の準備をすることになります。
6月25日(火)、金沢大学法科大学院入試説明会を模擬法定室で行い、14名に参加いただきました。
まず、専任教員から、本法科大学院の入試、カリキュラム、授業内容等に関する説明がありました。新しく始まった在学中受験や早期履修等の説明もありました。
その後、本法科大学院の在学生5名から、勉強方法、学生生活等についてお話いただきました。少人数であるため教員と学生の距離が近く質問等がしやすいこと、授業のほかに自主ゼミで実践力を磨いているなどの話が印象的でした。
説明会の最後に、図書館・自習室等の本法科大学院の主な施設を見学していただきました。
4月3日(水)に、本学法学類の総合法学コースガイダンスに参加した学生を対象に、金沢大学法科大学院進学説明会・弁護士講演会を実施しました。進学説明会では、今年度の法曹養成コース特別選抜入試について、今年度入試の日程・募集人員等の概要を説明しました。
弁護士講演会では、本法科大学院の修了生である桑畑俊宏弁護士(小松かがやき法律事務所・金沢弁護士会所属)から、弁護士としての業務内容と法科大学院在学中の勉強方法を中心にご講演いただきました。弁護士業務については、仕事の内容や勤務環境などをご自身の経験を踏まえて分かりやすく説明されていました。
法科大学院在学中の勉強法に関しても、具体的なエピソードを交えつつ、詳細にお話いただきました。とりわけ、司法試験は試験時間・期間が長期に及ぶ試験であるため、学力と体力がともに要求される厳しい試験であることや、試験勉強ではインプットとアウトプットの両方が重要であるなどの実践的なアドバイスもありました。参加した多くの学生は講演を熱心に聴講する一方で、終了後も個別に質問をするため、桑畑弁護士の前に参加者の列ができるなど盛況な講演会となりました。