最近の出来事RESENT REPORT
2020年度
3月22日（月）に，法務専攻の学位記伝達式が行われ，３名が法学研究科法務専攻を修了しました。
学位記伝達式では，尾島法務専攻長から修了生１名ずつに修了証書が授与されました。
尾島法務専攻長からは，修了生への祝辞及び司法試験合格に向けての今後の日々の努力について告辞がなされました。
来賓として金沢大学法科大学院支援委員会委員長の早川潤先生にお越しいただき，司法試験に向けての心構えやお祝いのお言葉を頂きました。
2月27日（土），「令和２年度司法試験合格者との懇談会」が開催されました。
今年度の司法試験では，試験日程が急遽延期となったこともあり，様々な点で受験に対するモチベーションの維持は容易ではなかったことでしょう。しかしながら，今回講演された２名の合格者は，ともに法学未修者を対象とした標準コースの修了生で，かつ，１回目の受験で合格されました。合格者からは，そうした困難な状況を乗り越える上で，司法試験の期間中をどのように過ごしてきたのかといった経験についてお話しいただくとともに，受験までの生活・勉強方法，基本書・自主ゼミの活用の仕方などについても詳細なアドバイスがありました。
その後，質疑応答の時間では，本法科大学院の在学生および修了生からの活発な質問がありました。合格者からは，受験期間においては，周囲の人と一緒に勉強する機会などを積極的に設けるなどして，独善的な学習に陥らないように留意して欲しいといった趣旨の回答がなされました。当日の参加者は，司法試験に合格するためにはどのような生活を送れば良いのかについて，具体的にイメージできたのではないかと思われます。
今年度合格者のご活躍を心より祈念いたします。
2月22日（月）、25日（木）、26日（金）に、「令和2年度司法試験論文式問題解説会」をオンラインで実施しました。この企画は毎年行われているもので、法務専攻専任教員が、本年度の司法試験論文式試験の問題について、そのポイントや考え方、普段の学習との繋がりなどを交えつつ、各科目ごとに解説を行うものです。
今年はオンラインで実施されましたが、解説の後には質疑の時間が設けられ、質疑応答が行われました。
本専攻では、12月19日に標準コースの入学予定者を対象に、「入学前学習会」を実施しました。これは本学の入学予定者を対象に、入学までにどのような学習をするべきか、法学学習のポイントは何かなどをアドバイスし、入学後スムーズに法科大学院での学習に取り組んでいただけるよう例年実施しているものです。
例年は対面で行っていますが、今年はオンラインで実施しました。
新学期の開始に先立つ3月31日（火）に、本学法科大学院の10名の新入生を対象とした、令和2年度入学者オリエンテーションが行われました。はじめに、尾島新専攻長より、新入生に向けて歓迎の挨拶および今後の学生生活における心構えが述べられました。また、金沢弁護士会金沢大学法科大学院支援委員会から、本学院生に対する学習支援としての弁護士チューター制度の概要と、憲・民・刑の各担当科目における具体的な指導内容についての説明がありました。続いて、本学各専任教員の紹介がなされ、授業履修・学生生活上の諸注意、図書室の利用等に関する指導が行われました。さらに、新入生は法情報実習室に移動し、アカンサスポータルサイトの使い方についての説明を受けました。
その後、標準コースの新1年生は、少しの休憩を挟んで、前期開講予定の配当科目についての授業ガイダンスを受講しました。ガイダンスでは、各科目の担当教員から、授業の内容や進め方、学習上の諸注意およびアドバイスについて説明がありました。今年は例年よりも少し遅れてのスタートとなりますが、本ガイダンスでの指導内容をもとに、新入生は4月からの授業に臨むことになります。
